about us
プロジェクト浪江から
ふるさとの記憶を継承するために
「プロジェクト浪江」は、子どもの頃、浪江町で遊んだ幼なじみが中心となって結成した団体です。
原発事故によって、浪江の暮らしや日々の営みはふるさとの土地から無残に引きはがされてしまいましたが、大堀相馬焼の器を手にするとき、その向こうに浪江町の風景や暮らしがひろがって見えてくる気がします。
そこには、浪江町が伝えていかなければならない「意味」もまた滲んでいるように思えてなりません。
東日本大震災も原発事故も風化が始まりつつあるように思えます。
私たちは大堀相馬焼をはじめ伝統文化を通して、ふるさとの記憶を継承し、そこで何が起きたのか、その後何が始まり、何が失われたのか、未来に伝えるべきものを伝えていきたいと考えております。
避難生活が今でも続いています。私たちは新しい土地で生活を始めるなか、浪江町民の心のよりどころとなるような「場」を皆さんとともにつくり、共有し、未来へと向かっていきたいと考えております。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
代表 鈴木大久(浪江町 味噌の「こうじや」)
キーワードは、「記憶をさぐる」「知る」「生きる」「つなぐ」「伝える」こと。
プロジェクト浪江
プロジェクト発足 2014. 11.30
震災直後から浪江町のこれからを議論する「浪江町復興会議」などに参加してきた浪江町民有志、ならびに、浪江町出身者によってプロジェクト浪江を立ち上げました。浪江町で子どもの頃を過ごした幼なじみが発起人となっています。
避難の状況が続くなか、原発事故という広域にわたる苛酷事故の事実さえ風化していくことに危惧を覚えています。また、失われかねない浪江町での暮らしの記憶を未来へつなぐため、「プロジェクト浪江」としてさまざまな取り組みを進めてまいります。
●組織等の概要代 表 鈴木大久(浪江町 味噌「こうじや」)
事務局 〒963-0106福島県郡山市成山町117-5
☎090-9425-1864
ホームページ:http://namie.in.net
mail : info@namie.in.net