ふるさとの記憶をつなぐ「プロジェクト浪江」公式サイト

松永和生（まつなが・かずお）

福島県西郷村に工房を再建。「今後は浪江町で培われた伝統や技術、文化を大事にしつつ、それをベースに現代のライフスタイルに合った、新しい価値を西郷村という地で作っていきたい」と意欲を燃やす。

また、ご子息で4代目の松永武士氏は新商品「SAKURA」をプロデュース、大河ドラマ「八重の桜」の公募コンペ「八重セレクション」クラフト（工芸品等）部門に選定された。武士氏は震災で割れた破片を使ったアクセサリーのブランド「Piece by Piece」をリリースするなどこれまでにない発想で大堀相馬焼の復興に取り組み、器に10人のクリエイターが馬を描き販売するプロジェクト「KACHI-UMA」を展開するなど被災地から新しいチャレンジを続けている。